転職サイトは多種多様なものがあるため、どこに登録したら良いのかで悩んでしまうかもしれません。
男性が転職しようとしているときにはどのサイトがおすすめなのでしょうか。
転職の方針をどう定めるかによって使い勝手が良く、理想を追求できる転職サイトにも違いがあります。
方針に応じておすすめの転職サイトを知っておきましょう。
目次
一家の大黒柱を目指すなら
一家を支える大黒柱として働いている男性が転職したいと思ったときには、家族への負担をできるだけ軽減することが大切です。
やりたいことを目指しながらも、速やかに転職を終えて安定した収入を維持できるようにしたいでしょう。
このような方針のときにおすすめな転職サイトとして次のようなものがあります。
安定感のある大手エージェントを選ぼう
大手エージェントを使うのは大黒柱として家庭を支える男性にとって安心感があります。
大手なら実績が多く、どのような要望を持っている人でも柔軟に対応してくれるのが魅力です。
求人の幅も対応エリアも広いので、希望に応じて適切な求人を紹介してくれるでしょう。
また、様々な人を相手にしてきていることから、転職の際に抱えている様々な不安や悩みを解決してきた経験も持っています。
転職に失敗してきた人の事例もたくさん抱えているので、無難な方向性を示してくれるでしょう。
転職しようと決断したときに、あまり迷わず真っ直ぐに理想の転職先を探していけると期待できます。
DODA
DODAは業界でも最大手の転職サイトの一つです。
抱えている求人が多くて分野も広いのが特徴で、どのような立場の人でも魅力的な求人を探し出せる可能性があります。
エージェントサービスではマイページで紹介がベースになっているため、仕事が忙しくてエージェントとのやり取りが難しい人でも気軽に求人を紹介してもらえるでしょう。
応募も基本的にはウェブベースでできることから、一家の大黒柱として働いていて忙しい人にも使いやすい転職サイトです。
リクナビエージェント
リクナビエージェントは丁寧なサポートで定評がある転職サイトです。
求人数なども業界ではトップクラスですが、特に秀でているのが転職のための書類作成をサポートしたり、面接の質疑応答のトレーニングを積ませてくれたりすることです。
転職活動を始めて書類や面接の選考に通らずに悩んでしまうと、家族にも様子を見られてしまって不安を抱かせてしまいます。
そのような懸念を抱かずに済むように充実したサポートを受けたいという場合に向いているのがリクナビエージェントです。
マイナビエージェント
転職業界の大手の一つとして名高いのがマイナビエージェントです。
非公開求人を紹介してもらえるケースが多く、いくら公開求人を探しても魅力的な求人がないというときに役に立つでしょう。
エージェントとしての実力はバランス派で、大手として取りこぼしがないサポートをしてくれます。
無難なエージェントを選んで安心感を得たいというときにはマイナビエージェントに登録するのが賢いと言えるでしょう。
年収アップも考慮して実力派を選ぼう
転職するからには今までよりも良い条件で働けるようになりたいという希望を持っている人も多いでしょう。
転職サイトのエージェントに相談すれば年収アップを目指すのも難しいことではありません。
しかし、どれだけ年収を上げてくれるかはエージェントの実力によって大差が生じます。
できるだけ年収を上げて、家庭にゆとりをもたらしたいと思って転職する男性は、実力派のエージェントを選ぶのが良いでしょう。
パソナキャリア
パソナキャリアはパソナグループが運営しているエージェントです。
転職サイトに公開されている求人は多くはないですが、ヒアリングを徹底して行った上で個々のキャリアに合った求人を適宜紹介してくれます。
コンフィデンシャルな求人を多く抱えているので、自分の能力や経験がぴったり合う求人を裏から出してきてくれると期待できます。
コンフィデンシャルな求人は企業とのつながりが強くないとなかなか手に入らないものなので、パソナキャリアは企業とのパイプラインがしっかりとしていると言えます。
それは交渉しやすいということにも直結するので、希望すれば年収交渉もしてもらえるでしょう。
キャリアアップを最優先するなら
これからキャリアアップをしていきたいという男性もいるでしょう。
仕事一筋で生きていきたいと考えていたり、若くてエネルギーがあるうちに色々な経験を積んでハイクラスになろうと思っていたりする人にはどのような転職サイトが良いのでしょうか。
ハイクラス向けのサイトを使おう
キャリアアップ志向が強い男性にはハイクラス向けの転職サイトを使うのが魅力的です。
少なくとも年収600万円程度からしか扱っていないのがハイクラス向けの転職サイトの特徴で、1000万円クラスのものが豊富にあります。
ポジションとしても部長クラスやその候補としての採用のものがたくさんあるので、今までのキャリアを生かした転職をして大きな飛躍を遂げたいという男性に向いています。
JACリクルートメント
JACリクルートメントはハイクラス向けのエージェントとして各分野で活躍しています。
ほとんどの業界をカバーしていて、企業規模も大手からベンチャーまで幅広いのが魅力です。
丁寧にヒアリングをするだけでなく、これからのキャリア設計についてもコンサルティングをしてくれます。
業界ごとに担当者が異なる仕組みになっているので、専門分野について詳しい話をしながら今後のキャリアプランを考えることができるでしょう。
ネットワークが広いので分野を少し変えたいという場合にもキャリアアップをしながら転職先を決められる可能性が高いのが魅力です。
ヘッドハンティングを狙ってみよう
キャリアアップを目指す際のもう一つの方向性として考えてみると良いのがヘッドハンティングです。
スカウトを募集してヘッドハンターに見つけてもらい、ハイクラスの求人を紹介してもらうという方法は効果的でしょう。
スカウト募集をするときには企業ではなくヘッドハンターが主に活躍している転職サイトを選ぶのがおすすめです。
間に仲介人が入ることで希望を通しやすくなり、条件について交渉を推し進めやすくなるからです。
このようなサイトとして魅力的なものが二つあります。
ビズリーチ
ハイクラス向けの転職サイトとして少し異例なシステムを持っているのがビズリーチです。
本当にハイクラス向けの求人しか扱っていないのは確かですが、利用に際して料金が発生します。
基本的には履歴書や職務経歴書をアップロードしておくと、ヘッドハンターがその内容を見てオファーをかけてくれる仕組みになっています。
そのスカウトの内容を確認するためにはプレミアム会員にならなければならない場合が多いのです。
費用はかかるものの、優秀なヘッドハンターとのコネクションを簡単に作れるのが魅力です。
まずは登録して書類をアップロードし、どれだけヘッドハンティングを受けられるかを見てみてから有料会員になるかを判断しても良いでしょう。
マイナビエージェントサーチ
無料でヘッドハンティングを受けたいと考えたら最適なのがマイナビエージェントサーチです。
ビズリーチと同様に履歴書や職務経歴書をアップロードするとオファーを受けられる仕組みになっていますが、マイナビエージェントサーチは完全に無料です。
また、自分からヘッドハンターを検索して求人を紹介してもらうこともできます。
登録されているヘッドハンターも多く、得意分野や所属なども詳しく記載されているので、自分で優秀なヘッドハンターを探したいという人には特におすすめの転職サイトです。
未経験分野にチャレンジしたいなら
就職した先の仕事が自分に合っていなかった、あるいは今まで家族のために我慢して働いてきたけれど現職の仕事は嫌いだという人もいるでしょう。
このような男性には未経験分野にチャレンジしたいという希望を持つかもしれません。
その際におすすめの転職サイトにはどのようなものがあるのでしょうか。
求人サイトをベースにして探すのがコツ
未経験分野にチャレンジするのは、経験のある分野で仕事を探すよりもハードルが高いのは確かです。
そのため、未経験でも募集しようとしている業界や職種に絞り込んで探すのが重要になります。
概して人材獲得にコストがかかるエージェントを使わずに、求人サイトに広告を載せていることが多いので、一般的な求人サイトをベースにして探すようにしましょう。
エン転職
エン転職は取り扱っている求人数こそ少ないものの、未経験でも可とする求人が豊富なのが特徴の転職サイトです。
営業職や製造職などの今までに経験がなくても人材が必要とされている現場からの求人を広く集めています。
応募も簡単でウェブベースで行えるため、気軽に仕事探しができるでしょう。
今も辛いと思いながら働いている状況では求人を探すのにあまり苦労してストレスを増やしたくないと考える人もいるかもしれません。
そのようなときに使いやすいサイト構成になっているのもエン転職の魅力です。
第二新卒なら専門サイトを使おう
未経験でも第二新卒の場合には比較的受け入れてもらいやすい傾向があります。
まだ20代前半という人なら積極的に未経験分野に踏み出しても良いでしょう。
その際に使うと良いのは若手のための専門転職サイトです。
第二新卒向けという限定になっている転職サイトもあるので、まずは登録先の候補に挙げてみましょう。
Re就活
Re就活は第二新卒を主に取り扱っていますが、既卒などでも利用することができる転職サイトです。
若手向けでありながら履歴書などを使ってスカウトも募集できるのが特徴で、未経験の人も募集したいと思っている企業から次々にオファーをもらうことができます。
何をしたいかわからないで困っている人も、オファーがきた求人を一通り見てみるとやりたい仕事が見つかるかもしれません。
方針を決めて転職サイトを選ぼう
男性は家庭内での立場やキャリアに対する考え方によって転職の方針に大きな違いがあります。
その方針に応じて適切な転職サイトを選べば魅力的な職場で理想的な待遇を得て働くことができるでしょう。
まずは方針を決めてどの転職サイトに登録するかを吟味するのが肝心です。