転職サイトは使うべき?使うべきではない?転職サイトのメリット・デメリット

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既卒の人が知っておくべき転職サイトの選び方

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転職 困っている女性

学校を卒業してから就職に失敗したり、働くのをためらってしまったりして数年が経過すると、仕事をしたいと思ってもなかなか採用してもらえずに苦労を重ねてしまいがちです。

しかし、転職サイトを使うと既卒の人も比較的容易に就職先を決めることができます。

ただし、一般的な転職と同じように転職サイトを選ぶと失敗しやすいので、どんな選び方をしたら良いのかを知っておきましょう。

既卒の人が普通の転職サイトを使うのは好ましくない

転職したいと思っている人が利用している普通の転職サイト以外にも、既卒や第二新卒のような若手を専門とする転職サイトがあります。

この二つの違いにはどのような点があるのでしょうか。

普通の転職サイトを使う問題点とは

普通の転職サイトは中途採用の人を探している企業が求人を出しています。

即戦力になるキャリアを持っている人や、社会経験を十分に積んでいて専門的な能力を少し身につければ戦力にできる人が募集されているのが一般的です。

年齢的にも若手からシニアまで幅広く募集されていますが、既卒の人にとっては問題点があります。

競争相手になる人たちのほとんどが社会人として働いた経験を持っているため、同時期に応募した人がいると不利になりがちなのです。

また、企業側も社会経験がある人を求めているため、書類選考で落とされてしまう傾向があります。

さらに、求人で求められているのが若手ではなくベテランのことが多いので、無数の求人の中から既卒でも応募できるものを探し出さなければなりません。

エージェントを利用すれば求人リストの中からピックアップしてくれるから大丈夫だと思う人もいますが、その考え方も決して正しいとは言えないでしょう。

エージェントが既卒の就職をサポートするのに慣れていないことも多いからです。

既卒の人のサポート経験がない人に当たってしまうと求人の紹介をしてもらえる可能性が低いだけでなく、コンサルティングも的外れになってしまうリスクがあります。

普通の転職サイトにはこのような問題点があるので、若手専門の転職サイトを選ぶのが無難なのです。

専門の転職サイトはここが違う

それでは、具体的に専門の転職サイトにはどんなメリットがあると考えられるのでしょうか。

代表的な四点を確認して、登録してから就職活動を進めていきましょう。

若手の獲得を目指す企業からの求人が豊富にある

若手専門の転職サイトは企業から求人を獲得するときに登録者の年齢層が低いことをアピールしています。

そのため、新卒の獲得に苦労している企業や、若手を増やして社内改革をしようとしている企業などからの求人を豊富に抱えているのが魅力です。

企業側も若手の登録者が多いと期待して、他の転職サイトよりも専門サイトの方が魅力的な人材を紹介してくれる可能性が高いと考えることも多々あります。

結果として普通の転職サイトにはない求人が見つかり、良い職場に就職できる可能性も高まるのです。

未経験でもOKな求人を抱えている

若手専門で既卒の人も歓迎している転職サイトでは経験を問わない求人をたくさん抱えているのも魅力です。

未経験でもOKとしている求人が大半を占めているので、応募する求人を自分で見つけ出したいという人もリストから効率的に探し出すことができます。

若手を求めるときにはキャリア重視の採用は困難ですが、第二新卒を狙った求人もあるのも確かでしょう。

未経験が社会人経験がなくても良いという既卒向きのものなのか、業種や職種が未経験でも問題ないけれど社会人経験はあって欲しいという第二新卒向きのものかを判断するだけで応募可能かを判断できるのです。

ハタラクティブは未経験でも構わない求人が多いことで業界でも有名なので利用を検討してみると良いでしょう。

長期的なキャリア形成を考えやすい

若手を採用する目的で企業が求人を出しているので、若手専門の転職サイトを使うと長期的なキャリア形成を考えやすいのも特徴です。

今すぐにこの仕事をしたいという発想から就職先を選ぶこともできますが、就職して数年後にどんな仕事に従事できるのかといった観点も重要でしょう。

求人にその内容が明記されていることが多く、近い将来の自分の姿を想像しながら応募先を選べます。

エージェントによるキャリアコンサルティングでもキャリアプランを考えさせてもらえるため、就職して間も無くやりたいことができなくなってしまって困るようなことがあまりないのです。

ビジネスマナーなどの研修を受けられる

既卒の人が就職するときには他の競争相手に比べて自分が劣っているのではないかというコンプレックスを持っていることもあります。

社会人経験がないのに本当に雇ってくれるのかと悩みながら就職活動をすると、企業側もあまりポジティブな人ではないと思って採用をためらってしまうかもしれません。

また、せっかく就職できたのに、現場でミスばかりしてしまって働くのが辛くなってしまうこともあるでしょう。

その対策として若手専門の転職サイトの場合には研修を充実させている傾向があります。

JAICのような若手向けのサイトでは希望すればビジネスマナーなどの社会人の基本を教われるので、自信を持って就職活動に挑むことができるでしょう。

若手専門の転職サイトの選び方

若手専門の転職サイトもかなりの数がありますが、どのサイトに登録したら良いのでしょうか。

人によって登録すべきサイトは違うので、共通点と相違点をよく考えて決めるようにしましょう。

サポートが充実しているのは共通点

基本的にはどの転職サイトを選んだとしてもサポートが充実しているのは同じです。

キャリアに関するコンサルティングをしてくれて、どんな仕事を選んだら満足できるか、適性があるのはどの分野かといった分析をサポートしてくれます。

また、書類の作成や面接対策なども行ってくれるので就職活動をするのが初めてという既卒の人でも安心できるでしょう。

違いを比較してから決めよう

転職サイトの違いは細かなところを見てみるとよくわかります。

どのような点を特に注意して比較したら良いかを確認しておきましょう。

受けられる研修を調べよう

研修を受けてから就職活動をしたいと思っているなら、その内容を調べておくことが大切です。

サイトによっては面接対策のための研修はあっても、就職してから役に立つビジネスマナーや営業スキルなどの研修は行っていないこともあります。

自分にとって必要な内容をカバーしているところを選び出すことが重要です。

メインが就職か転職かを重視しよう

若手専門のサイトは既卒の人だけでなく第二新卒の人もサポートしていることがほとんどです。

ただ、どちらに強いかはサイトによってかなり違います。

第二新卒の転職をサポートしているサイトよりも、既卒の人の就職をメインに取り扱っているサイトを選ぶのが無難です。

わかりにくいという場合には実績を聞いてみて、既卒の人をサポートしてきた経歴があることを確認しましょう。

第二新卒エージェントneoのように第二新卒をメインにしながらも既卒のサポート経験が豊富なサイトもあるので、実際に聞いてみるに越したことはありません。

書類選考があるかも見ておこう

就職活動の流れも確認しておくのが大切です。

サイトによっては書類選考なしで求人に応募できるシステムになっている場合もあります。

面接で人柄やポテンシャルを確認してから採用しようという姿勢を持っている企業にだけ応募できるのが魅力で、就職してから活躍できる可能性が高いでしょう。

しかし、応募できる求人の数は少なくなってしまいがちです。

どちらが優れているとは一概には言えないので、自分なりに好みで選ぶようにしましょう。

既卒の人は若手専門の転職サイトを厳選して使おう

既卒の人も転職サイトを使えば就職活動をサポートしてもらうことができますが、必要なサポート力があるサイトを選び出すことが必須です。

普通の転職サイトに比べると、若手を専門としているサイトの方がマッチングしやすい求人が多く、サポート内容も充実しています。

その中でも第二新卒向けではない転職サイトを選び出して利用すれば就職活動の強い味方になるでしょう。

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